不敗の宰相 大久保利通
今、NHKの大河ドラマは、「篤姫」ですね。
私も、ほぼ毎週見ています。
なんといっても、明るい感じが良いですね。
このまま明るい話で行って欲しいのですが、時代も時代ですしね。。。
さて、この本について。
まず、帯より。
常に政敵に勝利し、近代国家を創った政治家の生涯!!
不人気を覚悟で、合理主義・近代主義で守旧派を退けた孤高の宰相!!
いま、小沢一郎が信奉する政治家の生い立ちから暗殺されるまでを新資料・新説で書き下ろす!!
びっくりマークが多いですが。
大久保の特徴は、一言で表すと”凄然さ”。
東洋的英雄+純実行家的な政治家
であったそうです。
何事にも慎重な大久保は、
孔子の「過ぎたるは猶及ばざるが如し」をさらに言い換え、
「過ぎたるは及ばざるに如かず」と言ったそうです。
歴史の動乱の中、数々の試練の中で自らを律し、近代日本を形づくった人物です。
その人物のベースになっているのが、薩摩の郷中制度。
藩士子弟による自治組織による教育。
教育に関連するものとして、とても興味があるとともに、
薩摩恐るべし。
どうも私は、鹿児島人に弱いのです。