環境展に行ってきました
金曜日の午前中、
無理矢理時間を作って、とても急ぎ足でしたが、
東京国際展示場(ビッグサイト)で行われていた、環境展に行ってきました。
目的は、子どもたちが実際の社会で怒っている事柄に対して、興味を持てるようなネタを厚めに。
制服を着ている中高生も、ちらほら。お父さんに手を引かれる小学生も、ちらりほらり。
ものすごく大きくまとめてしまうと、2点。
1。今「環境」というと、大きくは、資源の話と、ゴミ(廃棄物)の話が中心になりますね。
(もちろん、暮らし方や考え方の提案といった教育/啓蒙的なことが、もう一つの大きな柱としてはありますが)
2。こういうイベント自体が、あまり環境に優しくないイメージになってしまっているのはなぜでしょう?
イベントの中身としては、他のイベントと同じように、(ITなどの方がもっと洗練されている?)
無駄な紙を大量に使って配っているし、その他展示方法についても、無駄と思えるものがとても多い。
結局は、かけられる費用の問題なのかもしれないのですが。。。
環境問題については、みなさんどのようにお考えですか?
私は、かなり極論にはなりますが、
結局は人間が幸せと感じる生き方は、「自然」には反する生き方であると思っています。
「大切な人が死んでしまったら嫌だ」
「病気で苦しい思いをしたくない」
「できるだけ楽をしたい、かっこ良くありたい」
これらは、非常に「人間的」な考え方でありながら、一方で「反自然的」です。
本当に地球環境を守りたい、自然屋動物を守りたいと思ったら、人類を絶滅させてしまうのが、
手っ取り早いのではないでしょうか。
しかし、未来はわかりませんが、現段階では人類は、そのような選択はしないでしょう。
ではどうするか?
新しい技術を開発し、より人類が繁栄できるための持続可能な方法を模索する
しかないのではないでしょうか。
そのために必要な(=今不足している)教育とは?
1。科学技術の進歩を今までよりは肯定的にとらえ、
子どもたちが夢を持てるようにしないことには。。。
薄っぺらいものばかり、金儲けのために、やっていても。。。
2。お金(経済)に関する教育
これを切り離してしまっては、今のところ「理想論」に過ぎなくなってしまいます
3。それらの前提となる、人間感を育てること
今の社会や道徳の授業では、薄っぺらすぎる。。。
「骨太の改革」が本当に骨太だったかはわかりませんが、
子どもたちに対する「投資」は、もっと骨太でないとと私は思います。